夢見る少女でいたい

明日は今日より大人になれたらいいと思います

32年後の余暇を楽しむということ

定年退職して余暇を楽しんでいる老夫婦を見かける。
地元の人ではない雰囲気をまとっているし、喋り方からもよその土地の人なのだとわかる。
国内旅行中なのだろう。

28年生きている私にはわからないことがある。
学校に通っていない毎日や働きに出ていない毎日がどのように過ぎていくのか。
正確に言うなら働きに出ていない期間もあったのだけれど、人生である時点にたどり着いたら、あとはもう何も生み出さなくてもいいですよ、って言われたら、どうやって毎日を生きていくのだろう。

余暇を楽しむために現役のうちはひたすらに働くという価値観を持つ人もいるのかもしれない。
そもそも定年退職って制度はどうして存在するんだろう。
老いていくのは確かだけれど、本当に引退する必要はあるのか。

好きを仕事にするを実行したなら、一生何かを生み出していけるのかな。