これからの信用重視の時代に稼ぐことと働くこと
- これからは信用を稼ぐ時代だと主張する人々が増えてきた
- 信用を稼ぐことは手段であり、目的は生きること働くこと
- 働くということは世の中に還元すること、信用を得るということは相手あってのこと
- 行動を起こす原動力の一部に相手がいる世の中であってほしい
これからは信用を稼ぐ時代だと主張する人々が増えてきた
私が観測できる範囲で複数の人が「これからはお金ではなく信用を稼ぐ時代、信用を貯める時代」と主張しています。
例えば、道民にお馴染みサッポロドラッグストアの社長である富山さんのインタビューを要約してみます。
人間の営みの転換は、ある事象に空想をするという認知革命が起こったからである。
もともとお金は物の価値や信頼を資本の道具とするために生まれた。
現代では、信用の交換をデジタル化したあるサービスがある。
そのサービスが広まると同時にルールを守らない利用者が増加した。
悪質なサービスの使い方をした利用者は信用ポイントが減り、サービスを使用できなくなる。
お金を持っていてもサービスを利用できないという現象が起きる。
既成概念で構成された世界の安定が変化しつつある。
これからは手を挙げて行動できる人が信用という武器を作ることができる。
このように、「信用とお金との価値が逆転しつつある今の時代は人類のターニングポイントであること」と、「この時代を生きるには手を挙げて行動すること」を語っています。
信用を稼ぐことは手段であり、目的は生きること働くこと
このインタビューからは信用を得ることの重要性がよくわかります
しかし注意しなければならないと感じたことがあります。
「信用を稼ぐ」「信用を貯める」ことはあくまで手段であって、その先の目的は生きること働くことであると思うのです。
働くということは世の中に還元すること、信用を得るということは相手あってのこと
働くということは世の中の役にたつこと・社会を発展させることだと思います。
人との関わりは避けて通れません。
信用を得るために私は何らかのアクションを起こすことができます。
最終的に「あぁこの人信用できる」と判断するのは相手です。
相手があって初めて信用が生まれます。
行動を起こす原動力の一部に相手がいる世の中であってほしい
行動して信用を得ることの原動力は、まずは自分のためでいいと思います。
自分がワクワクすることに向かって行動していく。
だけど、頭の片隅には相手がいて、人と関わることの喜びだとか思いやりだとかにいつの間にか繋がっている。
人間の営みや価値観が変わっていっても、何か行動を起こす原動力の一部には相手がいるという世の中であってほしいと思います。